西にあるのに、なぜ東寺?



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東寺といえば、いわずと知れた京都の一大観光スポット。JRや近鉄の車窓から、五重塔が見えると、「ああ、京都に来たんだな(帰ってきたんだな)・・・」という思いをもつ方も多いだろう。

さて、「東寺」という名前からして、何かの東にあるから東寺な訳である。この点、今の京都しか知らない人間からすると、不思議極まりないことだろう。
今の京都の中心といえば、京都駅界隈でありそれを縦断する烏丸通、あるいは一番の大通りである堀川通りが京都市街の中心という感じがする。京都御苑だって、烏丸通沿いだ。

そこから見ると、東寺は西に位置する。・・・なぜ?

こたえは、なんてことはない。当時が建立された東寺と今では、都のメインストリートがずれているから。
日本史の教科書を、ちゃんと読んだ人ならご存知だろうが、平安京は南の入り口、羅城門から北に伸びる朱雀大路を中心にして、市街地が形成されていた。

その朱雀大路は現在の千本通りに当たるのだが、そこから見て東にあるから『東寺』というわけである。

なお、『東寺』があるくらいだから、『西寺』もあるのだが、そちらは現在敷地の一部が公園として残るのみ。


ちなみに、現在、東寺では特別拝観を行っており、五重塔内部を参詣できる。期間は3/22まで。大日如来に見立てた心柱を、守るように配置されるように配置された仏像は圧巻である。
            

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